自然の中で

防風林の入口からうっそうと緑が茂っています。
時間を少しずつずらし、年中、年少そして年長の順で出掛けてきました。
虫を探したり、お花を観察したり、まるでトトロに出てくるような大木を見上げたり。



こんな葉っぱを見付けました。
綺麗に葉脈だけが残っています。
どうしてこんなになったのだろう???
皆は不思議をいっぱい感じています。




そして途中木を切り倒した切り株がありました。
年輪を見ると木の年齢がわかりますね。
みみずやばった、上手に虫取りに夢中だったり
クモを見つけて観察していたり。




どの学年も大好きなオオバユリの種は一つの塊の中に一体どれだけの数の種がはいっているの?と言うくらいぎっしりと詰まっています。
年中さんは最後の方で急に雨が降り出し、レインコートは着ていましたがちょっとびっくり。
でも自然のなかでは何が起こるか分からない。
そういえばドイツの幼稚園を見学した時、その幼稚園はマンションの一階にあるので、
毎週金曜日にフォレストデイと言って、雨が降っても風が強くても必ずお弁当を持って森に出かけます、
とお話を聞きました。「自然の過酷さもここで実感することも大切です」という園長先生のお話が印象に残っています。
様々な天候を自分自身で体験することは、その中で生き抜く知恵を養うことが出来るのですね。

さて、その次に年少さんが到着。
雨が降り出したときちょうど橋の下のあたりだったので、そこで全員参加の「だるまさんがころんだ」を楽しみました。
楽しんでいるうちに雨もあがり、防風林を散策です。
みんなの背の高さ以上の緑の中は気持ちいいですね♪




年少さんもオオバユリの種に興味津々。







木の中には、ちょっと木の皮をはぐとウワーとワラジムシが出てきたり
虫の幼虫がいたりします。





大きな葉っぱを頭にかざし、トトロの気分でお散歩を続けました。





最後の年長さんの時は日も差し込んできました。
木の根があちこちに這っている森の道を歩く時は、気を付けながら工夫しながら歩きます。






オオバコのゲームをえつこ先生に教えてもらって何度も楽しみました。
野の草花は何とも言えない美しさを感じます。
ひとつひとつのお花を興味深く観察しているおともだちもたくさんいましたよ。
帽子に沢山の森の飾りをつけて歩いていて、洒落ていますね。







勇敢な少年たちは「ミミズ」を捕まえて大喜び。
太くて立派!なミミズがたくさん!!!






空気も格別です。
森林浴も満喫。









最後にこんな葉っぱを拾って、名前を付けて楽しんでいました。
「じごくまちのおばけたろう」ですって。
自然の中はいつも様子が違って、いつ行っても新しい発見があります。
この次は秋の木の実や紅葉を楽しみに行きましょう。